fl-2702 カバ桜(サクラ・バーチ)無垢フローリング施工事例

カバ桜無垢フローリング 施工事例トップ

今回は、いつもお世話になっているスペースRデザインさまがリノベーションを手掛けた山王マンションの1室にお邪魔しました。スペースRデザインさまは、福岡を拠点に事業を行うリノベーション賃貸のパイオニアです。古きを大切にしながら新しい価値を創造する魅力的な物件を、数多く手掛けていらっしゃいます。

山王マンションもまた、スペースRデザインさまが再生した「ヴィンテージビル」のひとつであり、今年で築年数57年を迎える歴史ある建物です。

採用していただいたフローリング

fl-2702 カバ桜(サクラ・バーチ)無垢フローリング ナチュラルグレード[源平/オイル塗装]

今回お使いいただいたフローリングは、カバ桜の無垢フローリング。120mm幅の幅広で、赤身(木材の内側の部分)と白太(木材の外側の部分)が混在する源平という仕様の商品です。明るく清潔感のある色味が特徴的な商品です。

山王マンション 全体

入口からお部屋の全体を眺めた様子です。1ルームのお部屋全体に施工していただいたのですが、カバ桜の明るい色合いも手伝って、空間がかなり広く見えます。幅の広いフローリングなので、すっきりとして清々しい印象を受けます。

カバ桜 無垢フローリング 入口

入り口近くの土間とフローリングの境界です。事務所兼住居としての利用も想定していたそうで、土間の空間が広めになっています。フローリングの端は曲線状にカットされており、流れるように部屋の奥へ導かれます。

カバ桜無垢フローリング 窓際

窓のある面が南東向きだったので、午前中の明るい日差しが差し込んできました。太陽の光を受けたフローリングは、表情を刻々と変化させます。

カバ桜無垢フローリング 全景

お部屋の奥から全体を眺めると、色とりどりのカーテンが目に入ります。広々とした1ルームの空間なのですが、カーテンでお部屋を区切って使えるように設計してあるそうです。扉や壁ではなくカーテンで空間をゆるやかに分けるので、向こう側の様子がそれとなく伝わってきます。

ワイチェア

お部屋の中央に置いてあった椅子は、北欧のデザインの巨匠ハンスJ.ウェグナーによってデザインされたYチェアです。幾何学的な形状の美しさもさることながら、脚や背もたれの素材には天然木が使われるなど、素材にも強いこだわりが感じられる名作です。無垢フローリングと天然木が使用された家具は、当然のことながら非常に相性が良く、有機的で落ち着く空間を作り上げてくれます。

カバ桜無垢フローリング ブラインド

カラーブラインドを引くと、入り口から窓際まで廊下のような細長い空間が出来上がります。ブラインドやカーテンで空間を分けるつくりは、敷居と襖で部屋を分けてきた日本人の感性にも合っているように感じます。

カバ桜無垢フローリング 曲線

入口と反対側の土間部分です。フローリングに近づいてみると、木目の幅が自然に変化していく様子がよくわかります。変化は不規則で独特なゆらぎを感じさせますが、このゆらぎは私たちが天然の木材に安らぎを感じる理由でもあります。

カバ桜無垢フローリング 床面

お伺いしたのは午前中だったので、やわらかい日差しが斜めに差し込んできました。無垢フローリングは木材の熱伝導性が低いため、冬の季節でも床面の温度を比較的温かく保ってくれます。床の上で過ごす時間が長い日本人だからこそ、床材にはこだわる価値があるものです。

カバ桜無垢フローリング カーテン

カーテンで光を遮り、空間を演出することができます。自然光を利用した明るい空間は、過ごしやすくリラックスできます。

カバ桜の無垢フローリングいかがだったでしょうか。明るく清潔感のあるフローリングですが、質感を失わないのは天然木を使うことの恩恵です。生活の中心になるお部屋の床材にこだわることは、生活の質を大きく変えてくれます。暮らしを明るく彩り、また自然の温かみを同時に伝えてくれる稀有なフローリングなのではないでしょうか。

・その他おすすめ施工事例

チーク無垢フローリング施工事例

施工事例

2024.11.28

fl-1225 チーク無垢フローリング施工事例

11月も後半になり、空気の冷たさに冬の訪れを感じます。今回お邪魔したのは、時代の雰囲気を色濃く残す清川のレトロビル、新高砂マンション。福岡を拠点に不動産の新しい価値を提案し続ける、スペースRデザインさまが管理されている物件です。…

Read More

ページトップへ

   無垢フローリング床材専門店 キャスオンライン All rights reserved