特集でもご紹介しておりますが自社物件の改修に伴い田中工房さまと共にリノベーションの企画に取り組みました。今回手掛けた物件は福岡市中央区築42年のマンション、元々事務所仕様だった空間を居室兼テレワークスペースを完備したお部屋にリノベーションするといった企画でございます。…
Read Morefl-3052 オーク複合ブラシ(浮造り)フローリング施工事例
2022.02.01
2021年10月末日今回福岡を拠点に活躍されているデザインファーム株式会社Gazさまの新しい事務所にオーク複合ブラシフローリングを納材させて頂きました。設計・施工はいつもお世話になっておりますスペースRデザインさまと田中工房さま、gazさまのスタッフさんも以前からのお知り合いなので現場は終始賑やかで改装前から内外と人が集まる空間でございました。それでは早速ご紹介して参りたいと思います。
採用頂いた経緯
今回Gaz様自ら選定頂いた床材はオーク複合ブラシフローリング、12mm厚(挽板2mm)の床材でワイド幅の150mm、オスモオイル塗装済みで特筆すべきは床材表面浮造り(ブラシ)加工の為触り心地が良くオーク材の杢目が立体的に見える為「心地良い風合い」を演出でき柔らかくも落ち着いた印象になります。代表の吉岡さまは福岡は大川の無垢材や家具関連会社さまとお付き合いがあることから樹々に関して詳しく自宅デスクもオーク材を使っているとのこと、一通りの樹種をご紹介させて頂きましたがユーロワイドプランク190やオークの定番複合フローリングなどご検討後通称”浮造りオーク材”に決めて頂きました。今回はオフィス床面全て無垢材にする訳ではなく土間部や芝生部などいろんな質感の床面にする予定でデスクを置く箇所をオーク材のフローリングにされたいというご希望でございました。
入り口付近から分かりますでしょうか、お写真真ん中部床面から少々レベルを上げ施工されております。
↑上記は施工したての様子、無機質な空間の中にオーク材の自然な風合いが垣間見えます。家具や什器が無いとかなりスッキリとした格好に。
デスクワークしているさなかオーク材を体感出来ます、コーディング中裸足で作業してみたいものです。
入口から一番奥のエリア、プレゼンテーションやトークセッションなど行う場所とのことです。
モード系なライティングと楽器や雑誌と遊び心満載のブース、工業的なデザインの要素は個人的にツボでございます。
こちらも芝生エリア、会議するも良し、個々で仕事するも良し、垣根の無い風通しの良いエリアでございます。
最後は入り口かた左手バーカウンターブース、混合水栓・シンク以外は造作されたとのこと。ネオンサインが一際輝いて見えます。
如何だったでしょうか、オーク複合フローリングのご紹介もとよりgazさまの事務所の空間のご紹介となりました。構想段階でgazさまのスタッフの方々がこういった空間や導線にしたいなどディスカッションされていたのが印象的で社内で新事務所のデザインや働き方を膨らます等素敵な一体感を感じました。オフィスというとカーペットフロアと無機質なデスクといった印象ですが、開放的で様々な質感が隣り合わせにありさらに境目が無いといった現代の働き方に近い空間を再現されたように思えます。株式会社gazさまは”想いをデザインで可視化する”をミッションにUI/UXの改善や新規サービス、サイトの立ち上げを行うデザインファームとして創業から120社を超えるお客様の課題解決を行っておりweb制作、写真撮影、動画、アニメーションなど幅広い領域でプロダクトのデザイン・開発をされております。web界隈のことで何かお困りごと等あればお気軽にご相談されてみて下さい。
今回ご協力頂いた会社様:
今回使用されたフローリングの商品スペック
商品名 | fl-3052 オーク複合ブラシフローリングナチュラルグレード |
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サイズ | (L)1820mm×(T)12㎜厚(挽板2mm)×(W)150㎜巾 |
仕様 | 複合フローリング・オスモ自然塗装・エンドマッチ・ソリッドタイプ |