フローリングショールームへ行ったら確認すべき4つのポイント

フローリング ショールーム

新しい住まいや事務所等床面を検討する際インターネット媒体や紙面メディアを通じて情報収集が安易に出来ますが、いざ質感や色味などイメージを膨らます際実物大のサンプルが置いてある
ショールームにてご確認頂くことをお勧めしております。

無垢フローリングは天然が故に樹種や規格によって表情が多彩であり、表層の塗装によっても質感が異なります。今回はフローリングのショールームへ伺った際に確認して頂きたい3つのポイントをご紹介致します。

カタログや画像だけでは分からないフローリング材の質感

樹種による質感

先ずフローリングショールームで確認頂きたいポイントを解説する前に、予備知識として知って頂きたい質感に関して。フローリングメーカーのカタログやweb上のメーカー通販サイト等で実際の床材商品を見て頂くと色味やなんとなく風合いなどイメージは掴めるかとは思うのですが無垢フローリングの質感までは視覚的に分かりづらいかと思います。

質感というと無垢材の界隈では「木質感」と呼ばれ読んだ時の如く手足で触れた感覚に関して。無垢フローリングの「木質感」は樹種と呼ばれる木の種類と表面の塗装によって
変化していきます。

樹種によって触り心地が異なり、触れるとスベスベしている滑らかな樹種や乾燥したようなカサカサとした質感など様々ございます。木の種類によって産地による特色や我々人間が使用する際の用途などによって使われてきた背景を踏まえると頑丈さや杢目の美しさなど、特有の色味などによって木の種類をお調べ頂くと興味深いトピックになるかと思います。

ショールームへ伺う前に事前にどのような木の種類がありどういったお色なのかなど目を通して頂くと質感や実際見てみるとどういった印象かなど若干ながらイメージ湧きやすくなるのではないでしょうか。前置き長くなりましたがショールームへ伺った際の確認頂きたいポイントを解説していきます。

確認ポイント①実物のフローリング材で質感や硬さを確認する

フローリング サンプル

無垢フローリングは樹種によって硬さや重さ・質感が異なります、先ずは視覚的に分かるづらいとされる触れたニュアンスを感じて頂くことをお勧めしております。無垢フローリング専門のショールームへ伺うとフローリングのカットサンプルを手にすることが出来ますので木の種類によって重さが異なったり、樹種や表面の塗装によって触れた質感が異なります、先ずサンプルに触れて確認しましょう。

確認ポイント②フローリングの人気の傾向や価格を確認する

無垢フローリング 人気の傾向

家づくりにおいての内装・インテリアデザインにトレンドがあるように無垢フローリングもトレンドが存在します。単に木の種類の人気の度合いが高い・低いというよりは規格面においてのトレンドがあり幅が広い方が人気度合いや表層の塗料・グレーディングなどが影響し同様に価格も変化していきます。

裏を返せば無垢フローリングの人気の傾向を知ることで、住宅の内装トレンドも知ることができ人気の規格は価格が高く以前人気だった規格は価格が下がっているなどトレンドが起因することでお得な無垢フローリング材に出会えることも有るかとは思いますので店頭にて何が人気か聞いて頂くことをお勧めしております。無垢フローリングのトレンドのヒントになるそもそもの規格の種類や価格に関して解説している記事があるのでお気になさった方は是非御覧ください。

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確認ポイント③フローリングの規格(uni・ソリッド)・グレードを確認する

紙面カタログやオンラインストア等で分かりにくいグレーディング(等級)や板を継いでいるか・一枚板なのか(uni・solid)をショールームにて見て頂きたいポイントでございます。
先ずグレーディング(等級)とは原材料を選定する段階で節や白太の有無、色味などによって選別を行うんですが選別基準のことをグレーディングと呼びます。

無垢フローリング グレーディング

節や木一枚ごとの色ムラが少ない程綺麗で高価傾向にあり弊社商品ですとプライムグレードと呼称されております。反対に節が多い・色むらが多い程安価傾向にあり一番安価なグレーディングはラスティックグレードと呼ばれております。同じ樹種でも節の有無によって見え方や床張りした際のお部屋の雰囲気が変わる為一度ご確認下さい。弊社ショールームでは一部商品原寸大のボード(1畳分)を展示しているので実際の床面に置いた際どういった雰囲気になるのか見て頂けます。

ユニタイプ

ユニタイプ

ソリッドタイプ

ソリッドタイプ

又フローリングの板一枚に対して3-5ピース継いでいる規格をユニ(uni)と呼ばれ、継いでいない一枚板をソリッド(opc)と呼ばれます。継いでいるか継いでいないかで無垢材の表情が変化する為実際に見て頂きたいポイントでございます。ユニかソリッドかで価格に差異があり求めている内装デザインも大きく変化する為前述した規格面グレーディングとユニかソリッドか併せてご覧ください。

確認ポイント④フローリング表面の塗装を確認する

ご確認頂きたいポイント最後は無垢フローリング表面の塗装に関して。一般的に無垢材の表層を保護する目的から塗料を施すのですが塗料によって触れた際の質感が大きく異なります。
又視覚的な見え方や、お掃除方法やメンテナンス方法など塗料によって変わっています。

無垢フローリング オイル塗装

無垢フローリング オイル塗装

無垢フローリング ウレタン塗装

無垢フローリング ウレタン塗装

弊社商品ラインナップ内見て頂けるとお分かりなのですがオイル塗装・ウレタン塗装と2種類ご用意しております。ウレタン塗装とは光沢があり触れた質感は艶感が強い塗装で塗膜が厚く水気や衝撃に強い塗装方法でありオイル塗装はオイルが保護膜となる為水気や衝撃に強くは有りませんが無垢材の質感を保ち、視覚的に自然な風合いをお楽しみいただけます。

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フローリングショールームへ行ったら必ず確認すべき4つのポイントまとめ

如何でしたでしょうか、フローリングショールームへ伺った際にご確認頂きたいポイントを解説させて頂きました。床材といえど樹種や規格などかなり選択肢が多い中ご検討する・・・というよりは要所を抑えて頂くことで本当にイメージしているお部屋のイメージの近道になるかとは思います。基礎知識無くても相談し好きなものを見つけたり第六感で決める方もいらっしゃるので、床材選びにてお悩みの際はショールームへ伺うことをお勧め致します。

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