新築でおすすめしたい人気のフローリング色＆樹種TOP3

キャスオンラインでは、年間数百件のフローリングを販売させていただいています。新築や注文住宅でフローリングを採用いただくお客様や施工業者さまからご注文をいただく場合も多数ございます。その中で、本当に人気のフローリングの色味の傾向や該当する樹種などをピックアップいたしました。ぜひご参考にしてください。

【新築向けフローリングの色人気グラフ】

人気No1：ナチュラル＆ライトブラウン色

【樹種】オーク・栗フローリング

オーク材に代表されるライトブラウン系の色味が新築でも圧倒的な人気を誇ります。新築住宅に限らずリノベーション物件なども含めて全体の40％以上はオーク材や栗材などのライトブラウン系の色味が採用されています。一般のお施主様だけでなく施工業者や住宅会社などプロの方からの人気も高い色味ではないでしょうか。

年齢や性別を問わず人気の傾向で長く愛され続けています。壁紙や建具など内装材との色合わせもしやすく、デザイン性が高くおしゃれなインテリア家具とも合わせやすいのが不動の人気の理由のようです。一過性のトレンドからの人気ではなく長年高い人気を誇りますので安心して採用いただけるのかもしれません。

人気No2：こだわりのダークブラウン色

【樹種】ウォールナット・チークフローリング

ウォールナットに代表されるダークブラウン系のフローリングが新築では２番人気となりました。比較的に木材への見識がある男性の方や意匠性を重視したい設計士の方からの支持が強い傾向にあります。ウォールナットやチークなどの深い色味のフローリング材は、存在感があり床面に思わず引き込まれるような魅力があります。

フローリングの色味が黒～ダークブラウンの場合、床材自身の色味に存在感があるため建具や壁紙などはシンプルにしてお部屋全体の色味のバランスをとると良いでしょう。ウォールナットやチーク材が持つ深い色合いや杢目の美しさは、リビング空間を引き締めて高級感を演出してくれます。

人気No3：清潔感が魅力のピンクやベージュ色

【樹種】カバ・サクラフローリング

カバやサクラに代表されるベージュやピンク系の明るい色味が3番人気となりました。清潔感があり比較的女性からの支持が高い人気の色味です。内装全体を明るく印象付けてくれる効果があるので比較的に女性からの支持が高いのもうなずけます。

ベージュやピンクなど薄い色味のフローリングは、採光が照れにくい場所にも向いています。また、カバやサクラといった樹種は、広葉樹のフローリング材の中でも比較的に安価で価格が安定しています。そういった理由も含めて新築でも人気のフローリング材として採用が多いようです。

似たような色味でもなぜか違う「素材感」の魅力とは？

新築住宅でゼロから建物を建築するのだからおしゃれな内装の方が理想ではないでしょうか。近年では、床面に使用されるフローリング材が内装の意匠性を大きく左右するアクセント的な要素になっています。同じブラウン系のフローリングでも色味が微妙に違い、それはなかなか言葉で表現するのが難しい場合も多いのではないでしょうか。

おしゃれなリビングなどに使用されている無垢や挽板フローリングと合板基材のシートフローリングの最も大きな違いは「素材感」や「木質感」にあります。住宅会社さんに提案されたフローリング材が「なんとなく気に入らない」そんな方が気になっていたのは天然木材が持つ木質感や素材感にあるようです。

実物のフローリング材がそれぞれ持つ質感の違いは言葉や画像では表現しにくいので現物の素材サンプルで確認するのがベストです。繊細な色味や質感の違い、表面の塗装の艶感などのフローリング材の違いを確認できるので納得して素材の選定が出来ます。

リビングにはワンランク上のフローリング材が採用される理由とは？

新築物件のフローリング材では、リビングにワンランク上のフローリング材が採用される傾向があります。ワンランク上とは具体的には無垢材なら節が少ないハイグレードなフローリングや幅が広いフローリング材などです。リビングとその他の居室ではフローリング材を張り分けられるケースが良くあります。

リビングは、同じ居室の中でも最も利用頻度が高く家族の滞在時間が長い場所です。その為、多くの方が最もお気に入りのフローリングをリビングに貼りたいと考えるのもうなずけます。また、リビングは意匠的にも内装の「顔」的な役割からワンランク上のフローリング材を採用されるのかもしれません

フローリング選びで気を付けたい4つのポイント

理想のおしゃれなリビング実現のためにフローリング選びでぜひ気を付けたいポイントについて解説していきます。

ポイント①肌ざわりと色味は現物サンプルで確認する

リビングは家族が頻繁に集まる場所です。生活する時間が長いだけに「肌ざわりや足ざわり」といったポイントも重要です。色味に関しても画像だけではイメージと異なる場合があるので現物のサンプルで確認した方が良いでしょう。フローリングを選定する際には事前に現物のサンプルなどで肌触りや色味などを確認してみましょう。

ポイント②明るくて広い場所では、色は伸びる

リビングは居室の中では最も広い場所になります。実は、広くて明るい場所では色は伸びて薄くなる傾向にあります。日当たりが良く広いリビングの場合にはイメージより少し濃いめの色を選ぶと良いでしょう。逆にリビングの日当たりが悪い場合や暗い場合には、明るめの色味のフローリングを選ぶと良いでしょう。

ポイント③飽きがこない色味の選定がおすすめ。メンテナンス方法の確認も

いちど施工したフローリングは簡単に張り替えることが出来ません。長い年月生活することをイメージして飽きのこない色味の選定がおすすめです。また、フローリングの日々のお掃除やメンテナンス方法なども事前に確認しておきましょう。

ポイント④ワンランク上のフローリングは素材感にこだわりがある

おしゃれリビングをイメージしてフローリング選定する際には「素材感」に着目して選定してみてください。
フローリングに限らず石やタイル、革製品など天然素材には独自の「風合い」や「素材感」があります。フローリングの場合では木質感や素材感が高いフローリング材は、内装デザインのアクセントとしての効果も期待できます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。新築で住宅を購入するのは人生の一大イベントです。決めるべきことが山済みで本当に大変だと思います。しかし、長く住む住まいの内装はやはり重要なポイントです。フローリングは内装用建材の顔的な存在で、住み心地にも影響を及ぼします。ぜひ、自分好みのフローリングの色や材質を決める際にお役立てください。